
そろそろ筆記試験の勉強しなきゃだな〜…
できれば一発合格したいけど、勉強苦手だし不安しかない…
どうやって勉強していこうかな?
今回はこんなお悩みにお答えします!

\ この記事を書いている人 /
勉強嫌い・机に向かうことが苦手・集中力無い・基本的にサボりたい性格。
そんな筆者でも第33回介護福祉士国家試験に筆記試験106点で一発合格することができました。
介護福祉士試験はそこまで難易度は高くなく、筆記試験は毎年大体125問中75点くらいが合格ラインになっています!
その年の難易度にもよりますが、大体80〜85点取れたら安心として、40〜45問間違えられる計算になるんです。
意外と間違えられますよね。少し気が楽になりませんか?
そんなに不安に思わなくても大丈夫!
そこで今回はズボラな筆者でも実践できた介護福祉士試験に一発合格した勉強法を公開します!
今年度受験される方の参考になれば幸いです。
介護福祉士筆記試験の合格基準について
まずは合格基準についてサラッとみてみましょう。合格には以下2つの条件を満たす必要があります。
【1】問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
【2】【1】を満たし、なおかつ以下の11科目群全てにおいて得点があった者。
- 人間の尊厳と自立、介護の基本
- 人間関係とコミュニケーション + コミュニケーション技術
- 社会の理解
- 生活支援技術
- 介護過程
- 発達と老化の理解
- 認知症の理解
- 障害の理解
- こころとからだのしくみ
- 医療的ケア
- 総合問題
【1】の【問題の総得点の60%程度】について補足ですが、介護福祉士筆記試験は全部で125問出題され、配点は1問1点となります。
つまり125点の60%程度の75点くらいが合格基準となります。
また、【補正】とはその年の問題の難易度により上下します。ちなみに第33回試験では補正は行われませんでした。
\ 詳しくはこちら /
いつからどうやって勉強する?
介護福祉士筆記試験は、範囲が広く覚える事が多いので、早めにコツコツ学習をスタートさせる事が大事です。
ですが内容的にはそこまで難しくないので、余裕を持った勉強期間を設定しましょう。
ご自分の現在の生活の中で、どれくらいの時間を試験勉強に充てられそうか?考えてみてください。






\ 筆者の場合は? /
旦那さんと2人暮らしで仕事は週4日の1日8時間勤務、家事担当は全て私。
試験勉強は4ヶ月前の10月からスタートしました。
勉強時間は平均して休日は4-6時間、平日は1時間-2時間程度でした。
では具体的にどの時期にどのように試験勉強を進めていけば良いか?解説していきます!
ここでは試験勉強スタート時期は、フルタイム勤務されている方を想定して、少し余裕を持った9月頃とします。
【9月〜10月頃】過去問学習から始めよう!
まずは試験でどんな問題が出題されているのか慣れるためにも、過去問学習から始めましょう。
3年分の過去問を完璧に解けるようにしよう!
ここでいう過去問を完璧に解けるようにするということは、なぜこの解答になるのか?理由を説明できるようになるということです。
そうする事で応用問題にも対応できるようになります。
そのために意識して欲しいことは【わからない単語や疑問点を放っておかず、その都度調べる】ことです。
ただ流して解くだけでは身に付かないので、自分で深掘りしていきましょう。
\ 筆者の過去問勉強法 /
- まず全問解いて採点
- 不正解だった問題を繰り返し解く
- 正答できるようになったら再度125問に挑戦!
- そこで満点が取れれば次の過去問へ!間違えた問題があれば再度その問題を見直します。


なんかすごく面倒くさそう…






はっきりいってちょっと面倒です。
でも間違えた問題を何度も繰り返し問題を解くことになるので嫌でも頭に入りますし、自分の苦手分野がわかるようになります!
\ POINT /
- 採点の時、間違えた問題にその都度チェックを付けておこう。
- チェックの数が多ければ多いほど【苦手な問題】ということ。後で見直ししたい時に役立ちますよ!
- 過去問は年数の新しいものから使用すること。そして最低3年分、多くても5年分までに留めておくことです。あまりにも古い過去問は、現在とは情報が違っている場合があり、誤った知識をつけることになりかねません。
調べたことや、覚えられるか不安な事を書き留めておける、自分だけの【不安解消おさらいノート】を作りましょう。
筆者はモチベーションがあがらない時でも、このノートだけは毎日見るようにしていました。
試験会場にも持ち込んで、ギリギリまでチェック。文字通り【不安解消】に役立ってくれましたよ。




よし、じゃあ過去問からやってみようかな〜
ていうか過去問はどこで手に入るの?






過去問をゲットする方法は大きく3つあります!
【①本屋さんで購入する】
過去5年分ほど掲載されたものが解説付きで大体3000円〜4000円くらいで販売されています。
Amazonや楽天での購入も可能です。
【②社会福祉振興・試験センターのホームページからダウンロードする】
試験センターのホームページでは、過去3年分の過去問とその解答を閲覧する事ができます。
ただ、解答のみで解説が載っていないので、解説のみ本やアプリ、ネットで拾ってくる必要があります。
そして文字が小さいので基本的に印刷向けです。
過去3年分全て印刷するのはちょっとコスパが悪いですが、本番はA4サイズの冊子に問題が印刷されています。本番を意識した解き方の練習にはなるので、1年分だけ印刷してあとはアプリを利用するなど併用すると良いと思います。
【③無料スマホアプリを利用する】
筆者は過去問学習ではスマホアプリを一番利用していました。
忙しい方や、机に向かって問題集広げてさぁやるぞ!と気合入れて勉強するのが苦手な方には特にオススメ。
\ 筆者が利用していたアプリはこちら /

全問解説付きで間違えた問題を回数まで自動で記録してくれるコスパ最強の超優秀無料アプリです。
介福試験のアプリは何個か落としましたが、日本語がおかしかったりフリーズしたりイライラポイントが多数。
アプリはこれだけ落とせばOKです。
広告がちょいちょい流れますが、その時はちょっと休憩という事でゆるくやりましょう。
【11月〜試験直前】模擬問題集に挑戦
過去問を完璧にして土台が出来上がったところで、いよいよ模擬問題集に取り掛かりましょう。
ちなみに確実に合格を狙うのであれば、模擬問題集は買った方がいいです。
筆者が過去問学習を終えて模擬問題集を解いた時の正答率は、8割弱くらい。
この割合をどう思うかはお任せしますが、


過去問3年分やってそんだけ解けるようになるなら、もう大丈夫でしょ!
と思う方はここからは読み飛ばしちゃってください。
私は心配性&絶対に一発合格したかったので、自分への投資だと思い購入しました。
私が昨年購入したのは、先輩介護福祉士さんからオススメされたコチラ。


ご存知の方も多いと思いますが、【中央法規さんの模擬問題集】です。
解説が詳しく丁寧なのはもちろん、解答にヒモづけられた知識も記載されていて効率よく学習が進められました。
375問付きで解答もボリュームたっぷりなので、完璧に頭に叩き込もうと思うと、ちょっと時間がかかります。
私はこちらの模擬問題集に取りかかったのが12月下旬頃でしたが、遅すぎたので、ここでは早めの時期から取り組む事をオススメします。
ちなみにこの問題集で取りあげられていたマニアックな問題が、本番で出ました。
今年度版も既に発売されていますので、何を買おうか迷われている方はぜひ候補に入れてみてください。
ながら勉強にオススメ!キートン@介護福祉士試験対策youtube
ながら勉強大好き(机に向かうのが嫌い)な私はYouTube学習も取り入れていました。
そこでよく利用していたのが【キートン@介護福祉士試験対策】というYouTubeチャンネルです。






キートンさんは介護福祉士で、主に試験対策用の動画をアップしてみえる介護系YouTuberです!
科目別に重要ポイントを解説してくれているほか、全科目の5年分以上の過去問解説動画もアップされています。凄すぎです。
筆者は主に家事をしながら、苦手科目の動画を倍速にして繰り返し聴いていました。
ほかにも何個か試験対策用のyoutube動画を観ましたが、ここまで丁寧でボリュームたっぷりな解説動画は他にはなかったでので、こちらもぜひオススメしておきます!
まとめ
- 介護福祉士試験は範囲が広いので早めに取りかかろう!
- まず3年分の過去問を理由と一緒に解答できるようになろう!
- 【自分だけの不安解消おさらいノート】を作るのがオススメ☆
- 確実に合格を狙うなら模擬問題集もやろう!
- やる気が出ないときはサボってよし。【アプリやyoutubeも使って】上手に気分転換しよう
- 介護福祉士試験はそこまで難易度は高くない、80〜85点目標として40〜45点間違えても大丈夫だと考えよう。気負わずに。
一人でも多くの方が夢を叶えられるように、応援しています!
質問などあれば、お気軽にコメントくださいね。


執筆者 さめきち(@samekichi555)
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